『夢をかなえるゾウ1』を読んだ。(感想)

2026年2月2日

水野敬也さん作の『夢をかなえるゾウ1』を読みました。

どんな本かと言うと”小説風自己啓発本”です。

小説を通して自己啓発について学んでいくという感じです。

水野敬也さんと言えば、猫、犬の写真集+格言みたいな本も出されてました。

猫のヤツは昔から持っていて、作者見て驚きましたね。

 

良かったところ

物語になっているので大変、読みやすいです。

基本的には主人公とガネーシャ様の対話を通じて、

自己啓発を学んでいくという感じになってます。

ところどころで、ガネーシャ様の格言を

まとめてくれている親切設計となっています。

 

以下、小説の内容を本書から抜擢

ダメダメな僕のもとに突然現われたゾウの神様”ガネーシャ”。

なぜか関西弁で話し、甘いものが大好きな大食漢。そのく

せ、ニュートン、孔子、ナポレオン、最近ではビル・ゲイツ

くんまで、歴史上の偉人は自分が育ててきたという……。

しかも、その教えは「靴をみがく」とか「募金する」とか地

味なものばかり。こんなので僕の夢は本当にかなうの!?

(『夢をかなえるゾウ1』 水野敬也から引用)

 

とのことです。

過去の偉人の格言をガネーシャ様が引用して主人公に

教えていくスタイルです。

 

個人的に好きなところは、なんか偉そうな感じがしない点ですかね。

なんか、自己啓発本って、作者が偉そうにご高説を垂れるイメージがあります。

いや、イメージでこんな事言うのは良くないんですけどね。

私自身、メンタル弱いので、強い言葉は苦手です。

 

そういうことを考えて、読むと本書はやさしいと思います。

ガネーシャ様の人柄、物語のフィクション性

のおかげで、そこまで強い自己啓発本ではないです。

まぁ、ガネーシャ様は割とうざいっちゃうざいですが。

大変、正しいことを言っているのは分かるんですけどね。

神様が言うことと思って我慢しましょう。

 

なにを目的としているのか

『夢かなえるゾウ』はシリーズ化していて、個々で

舞台設定、目標が異なります。

1から読む必要はありませんが、

2で1の主人公が少しだけ登場するなど

小説的には熱い展開が見られます。

 

それで、1では夢を叶える、人生を成功させる

ということに重点が置かれている気がします。

そのために、過去の偉人、成功者が行ってきたことが

分かりやすく説明されていくという物語です。

 

例えば、「靴をみがく」

自分の事を一日中支えてくれている靴を大事にしろ

ということだそうです。

まぁ理屈は理解できるのではないでしょうか。

靴に意識が向く→自分を支えるものに意識が向く

→自分を支えてくれる人にも意識が向く。

みたいな意味合いなんだと思います。

 

成功者というのは基本的には善人です。

善人であるが故に、いろいろな要素が味方をします。

その結果として、成功を収めている。。

割と、自己啓発系の本ではよく見るロジック

ではあると思います。

 

真理かは定かではないですが、

そうであったならどれだけいいだろうとは思いますね。

 

そういう積み重ねをガネーシャ様が教えてくれます。

いろいろな事を言われますが、全てに意味があります。

行動、その意味を物語にしたのが本書です。

 

個人的に好きな点

私自身、普段は自己啓発の本は読みません。

病むので。

でも視野を広げるという点ではたまに読んだりします。

自己啓発入門される方は本書はオススメです。

まぁ、そういう本を読む人はきっと

強い言葉でも平気なんでしょうけど。

 

本書では様々な教えが書き込まれてます。

その中でも私は教えではない部分なのですが

良いなと思った部分を挙げます。

「成功だけが人生やないし、理想の自分あきらめるのも人生やない。~」(p.356)

ガネーシャ様の最後の言葉です。

成功を求め本を開いた人はこの言葉なにを思うかはわかりません。

でも私のような人間にとってある意味では救いの言葉です。

 

元々、私が本書を手にとったのは夢を叶えたいからではありません。

夢も目標もない、成功したいとも思えない。

私はそういう人間です。

なので、成功を促す本は苦手です。

我ながらひどい性格だと思いますが、仕方ないです。

それでも、成功を望む人間はどのようなものだろうと気にはなりました。

そうして、本書にたどり着いたわけです。

 

最初に書いたように、

偉い人が書く自己啓発本よりかは

大変、やさしい内容の本ではあると思います。

それでいて、物語になっており読みやすいです。

 

やさしい、自己啓発本が読みたい人にオススメしたいです。