小説「ロードエルメロイⅡ世の事件簿」って面白いの?(ネタバレなし感想)

2026年1月30日

最近なんですが、角川文庫ロードエルメロイⅡ世の事件簿「case.剥離城アドラ」を読みました。

私自身、Fate作品が好きで、FGOやりこんでいるのですが、小説作品は読んだことなかったので

書きます。(今更…て思うかも知れませんが、)

 

「ロードエルメロイⅡ世の事件簿」とは

FateZeroのウェイバー君の後日談です。

時計塔を舞台に魔術関連の事件を解いていくという感じです。

多分この情報は知っている人は多いでしょう。

アニメ化もしてましたね。当時、見てました。

バカ面白かったのを覚えてます。

 

じゃあ内容も同じなんじゃないの?と思われた方も多いと思いますが、

それが、違うんですね。

小説の1から3巻は小説限定の物語になってます。

4~5巻はアニメ共通の魔眼蒐集列車です。

なので実はアニメの最初の方はアニオリだったわけですね。

その後も続いて10巻まで出てます。さらに「冒険」も出てるので

結構人気があったので窺える。

というか自分が手を出すのが遅かったですね。

 

作者は三田 誠さんです。

Zeroは虚淵玄さんが担当していましたね。

Fateのシナリオ引き継ぎリレーは結構面白くて好きです。

 

面白いの?

はい、面白いです。

ただ、Fate入門書ではないです。

「Fate知ってるよ。」「奈須きのこの世界観をもっと知りたい。」

人向けという感じがしました。

 

あと、これは怒られそうな気がしないでもないですが、

ミステリーではないと思います。

ジャンルとしてはキャラクター文庫、ライトノベルでしょうか。

確かに、雰囲気はミステリーです。

ただ、あれはミステリーか?と言われれば違いますね。

Ⅱ世が言ってるように魔術絡めたらなんでもありなので。

 

なので、作品としてFateの世界観を広げる作品と言えます。

そういう点で見ればめちゃくちゃ面白いです。

 

だって、Fate作品ってイレギュラーOFイレギュラーしか書かれないじゃないですか。

第四次、第五次、アポクリファ、Fake、FGOですらイレギュラーが物語になっている感じがします。

そのなかでも事件簿は割と、普遍的な魔術世界を描いてる気がします。

時計塔の派閥抗争とか。他の魔術に触れられることもあったり、魔術の原理についてⅡ世が

説明(勝手暴く)してくれるので面白いです。

「アドラ」では蝶魔術とか出てきましたね。

なんでもサナギから蝶、別の生物に変化することに神秘を見いだした魔術だとか。

こんな感じで他の作品で触れられなかった魔術の基本が次々と出てきます。

 

なので、ミステリーだと思って読んでみると?になります。

最後の謎解き場面で「分かるかぁ!」ってなります。

でも伏線自体はちゃんと拾ってくれるので用心深く読んでれば

謎解きに参加できるかも。

 

そういえば、最近Fakeがアニメ化しましたね。

フラット君は事件簿発のキャラクターだったはずです。

彼は2巻の「双貌塔イゼルマ」から登場します。

Fateのクロスオーバーを味わえるのが本作の醍醐味だと思います。

 

あとルヴィアが「アドラ」で登場しましたね。

なんかプリズマ・イリヤの印象強すぎて、面白お姉さん枠ですが

事件簿だとかっこいい彼女の姿を見ることが出来ます。

まぁ元々、名門出の優秀なキャラのはずなんですがね…

 

オススメポイント

まずは、Fateの魔術世界をより深く体感することが出来ます。

次にキャラクターの魅力です。

ロードエルメロイⅡ世しかり、他作品のキャラクターが出演します。

 

最後に、

あとがきです。

私はわりと作者の小話が好きであとがきまで読む派の人間なんですが

事件簿のあとがきでは三田さんの苦労が聞けます。

某きのこ氏「事件簿書いてみる?」「2巻出せるよね?」等々

外伝作品ということでシナリオライターのクロスオーバーです。

こういう部分もFateファンだと嬉しかったりします。

 

ということで事件簿のなんとなくの感想でした。

なにをいまさらって感じではありますが、小説も読んでみると面白いです。

私事ではありますが、FGO終わって1月の初めの方までガチで死んでたので、

また、Fateの沼に浸かりたいと思います。